Entries from 2007-12-21 to 1 day

大東亜共栄圏の医学

必要があって、宮島幹之助『熱帯生活の常識』(京都:人文書院、1942) を読む。大東亜共栄圏で、大陸型気候の満州と並んで、熱帯に存する「南方」への進出が構想されると同時に、医学界は南方医学・熱帯医学ブームに沸き立った感がある。昭和16年の医学雑誌…