Entries from 2008-10-17 to 1 day

『テレーズ・ラカン』

必要があって、エミール・ゾラ『テレーズ・ラカン』を読む。小林正訳の岩波文庫版で上下二巻のもの。アルジェリアのオランで、フランス人の軍人と現地の女との混血として生まれたテレーズは、赤ん坊のときに叔母のラカン夫人に引き取られる。ラカン夫人がさ…