Entries from 2009-12-08 to 1 day

平安のヒステリーとエロトマニア

必要があって、今昔物語の現代語訳を読む。福永武彦の現代語訳がちくま書房から文庫で出ているという、文明国の贅沢。『今昔物語』は、天竺(インド)、震旦(シナ)、本朝(日本)の三部に大きく分かれて、合計で約1,000点の短い説話が集められている。その…