2012-03-09から1日間の記事一覧

戦前日本の精神医療について

これまでの日本の精神医療の歴史記述の枠組みにおいては、ある制度の是非を論ずる視点が前面に出ることが多く、その制度の中の「格差」が問題にされることは少なかった。たとえば、呉秀三『精神病者私宅監置の実況及び其統計的観察』(1918)は、私宅監置の…