Entries from 2012-10-28 to 1 day

芥川の書簡から

日曜の午後をゆっくり休んで、芥川龍之介の晩年の書簡を読む。岩波の全集でいうと第20巻である。手紙の文体に感心し、トリヴィアルな些事に軽く驚き、晩年の病気について少し鮮明なイメージを得た。手紙にはきびきびと要件を書きながら品格を保ったものが多…