2019-01-27から1日間の記事一覧

朝鮮の庭と薬草と植民地時代の教化について

https://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20190127180747.pdf?id=ART0000850470 久保, 賢. 在鮮日本人薬業回顧史. 在鮮日本人薬業回顧史編纂会, 1961.に掲載の論文から、朝鮮には家に庭を作り、そこに薬としての機能を持つ植物を植えるかどうかという議論が…

薬の歴史の背景

道教と医学の間には強い関係が存在した。ことに、医学の中でも本草に対して道教が持った影響は、中国と日本においても、古代と中世において、より強力であった。古代のアニミズムと宗教を強く持つ道教は、似たような傾向を持つ医学と結びついていた。ことに…

聖書と万葉集の植物比較

中尾, 佐助. 花と木の文化史. vol. 黄版 357, 岩波書店, 1986. 岩波新書. この本を読んでいたら、聖書と万葉集の植物比較があった。どう解釈するのか私にはまったく分からないが、一つ面白いのは、食べ物や果物や薬のような植物ばかりである聖書に対して、万…

週刊医学界新聞と阿川佐和子さん

www.igaku-shoin.co.jp 今週の医学界新聞では、哲学者の村上靖彦先生と看護・リハビリセンター所長の藤田愛先生の対談。村上先生の質問と藤田先生のお答え、どちらも面白かった。それを書こうと思って週刊医学界新聞のサイトを見たら、先週の阿川佐和子さん…

植物のカラー(オランダカイウ)の毒性について

しばらく気になっていた中世ヨーロッパの植物の本草学について。中世の英語で書かれている写本で、大英図書館が所蔵している。そこに毒蛇も描いてあることが、毒性をあらわしているのだろうなと予想させる。少し調べてみた。 British Library 所有の写本より…