伊藤和洋『アユルヴェーダ―古代インド医学と薬草』

伊藤和洋『アユルヴェーダ―古代インド医学と薬草』(東京:楽游書房、1975)
必要があって、アユルヴェーダの解説書を読む。著者は、医学・薬学を学んだ厚生省の役人で、厚生省の仕事でネパールやスリランカなどの伝統薬学調査にかかわり、1970年代からWHOがはじめた世界各地の伝統医学の復興の動きの流れで出版した書物である。とてもいい書物だった。