列仙伝・神仙伝

意味は何もわからないけれども、平凡社ライブラリーに入っている仙人の物語を時々読む。彼らは不老長寿の術を取得し、秘術を用いる仙人たちである。ぱらぱらとめくって最後のほうにあった短く美しい記述をメモする。

魯女生は長楽の人。はじめは、胡麻とやまあざみを主食とし、穀類を断つこと80余年。日ましに若返り、顔色は桃の花のようであった。一日に三百里を歩き、走れば鹿にも追いつくことができた。歴代、その姿をみかけること300余年であったという。