闘病記研究会の開催のお知らせ 

 

闘病記研究会フォーラム

「闘病記が出版される意義・読まれる意義」

 

     闘病記は患者さんやそのご家族が読む本と思われがちですが、看護師さんによる闘病記読書会や看護学生の授業でも活用されて始めています。また、市民による闘病記の自費出版を希望する方も増加し、書き手、読み手の双方から「当事者の声」が求められています。

今、社会から求められる日本の闘病記文化が、いつどのように醸成され、そして現代どのように利用されているかを考察し、私たちの「病いと生活」にとっての闘病記の意義を考えます。

 

日時:2016年10月29日(土)13:00~16:30

会場:大阪市立中央図書館 5階大会議室(定員300名)

〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2

交通:地下鉄千日前線長堀鶴見緑地線西長堀駅下車 7号出口すぐ

http://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=292

参加費:無料

参加申込:不要(直接会場へお越しください。当日先着順:定員300名)

主催: 日本学術振興会課題設定による先導的人文学・社会科学研究推進事業

『医学史の現代的意義―感染症対策の歴史化と医学史研究の社会との対話の構築』研究班

(研究代表者:慶應義塾大学経済学部教授 鈴木晃仁)

共催: 大阪市立中央図書

事務局:闘病記研究会実行委員会(健康情報棚プロジェクト事務局内)

        メールアドレス:tana-project@hotmail.co.jp

プログラム   ※事情により講演者・演題・順序が変更する時があります。

 

【第1部】 闘病記研究 13:00~14:20 

①    「闘病記文庫読書感想文コンクールの取り組み」吉崎朗光氏(富山福祉短期大学)

②    「現場の看護師と闘病記を読む」

和田恵美子氏(京都学園大学健康医療学部看護学科准教授)

③  「闘病記を手に取る環境づくり」石井保志氏(健康情報棚プロジェクト代表)

 

【第2部】 講演 14:30~16:30

①  「「闘病」という社会的造語と「『闘病』記」の誕生」門林道子氏(日本女子大学日本女子大学人間社会学部学術研究員)

②  「出版社から見た闘病記」金井一弘氏

(星湖舎取締役代表、「チーム闘病記」代表、NPO法人大阪公立大学共同出版会編集長)

※当日会場では大阪市図書館所蔵の闘病記の一部を展示します。