医師勤務環境のデータなど

http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03253_01

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000097847.pdf

週刊医学界新聞の最新号が「医療勤務環境の自主改革」という大きな記事を掲載している。そこで言及されていた日本産婦人科医師会による女性医師の就労環境も眺めてみた。これは偶然の産物ということもあるのだろうけれども、私が直接知る人たちの中で、医師たち、特に女性医師たちが、若いころに過酷な環境での労働に置かれていることを実感している。医療の世界を引退した方、なかば引退した方、あるいは最悪のケースで自殺した方も存じ上げている。才媛で、水準が高い医学部で訓練され、やりがいがある仕事をせっかく初めたのに、それが堪えられずにこの世界を去っていくという現実は、いったい何を意味しているのか、考えることも多い。しかし、色々と分からないことも多く、そのことと私が直接関係していることは、本来は関係ないこととして対処するべきであるというような思いもあり、私の人生の中で、私が方向を見失っている部分でもある。そういう場所でのふるまいこそが、私自身だけでなく、助けを必要としている人たちにとって貴重なのだろうと思う。