明けましておめでとうございますー書評 Stefanie Coche 先生

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 
 
ギーセン大学で教えておられる Stefanie Coche 先生によるドイツ語の著作の書評です。患者の家族が精神病院に収容することの重視とその多様な意味の分析、歴史学の上での実証的なマテリアルを可能にする患者のファイルなどの重視、そしてミシェル・フーコーの遺産の批判的な乗り越えなどが主題になっています。
 
私は英語以外の外国語はまともにできないのですが、この書物には注目して、Medical History の書評編集委員長の時に ベルリンのEric Engstrom 先生にお願いして書評を書いていただきました。その書評がこの書評でも掲載・言及されています。新年から頑張ろうという気持ちになっています。エングストローム先生の書評はこちらになります。