ラテンアメリカにおける殺人率

日本における殺人率は戦後1950年代から下降を続け、10万人あたり0.3件くらいになっている。世界の中の優等生の一つである。それ自体はとてもいいことだが、だからといって、その期間の日本社会が改善していたとばかり主張することも間違っている。これは私だけかもしれないが、近年の日本では、病院や介護施設などの医療福祉関連での殺人が多くなり、新しい死の場所というイメージが高くなるのかなと心配している。

今日のエコノミストエスプレッソの記事の一つはラテン・アメリカの殺人率で、これは高いことで悪名が高い。ドラッグ、銃、不平等、混乱した中で進行する都市化などが原因だという。エル・サルバドールは日本の200倍危険であり、アメリカ合衆国ですら、日本の10倍以上の殺人率である。

 

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