西迫大祐『感染症と法の社会史』(新曜社、2018)

西迫大祐さまに『感染症と法の社会史』という書籍をいただきました。18世紀から19世紀後半までのフランスという、さまざまな意味で非常に重要な地域をとりあげています。感染症を日本語で論じてくださっています。マルセイユのペスト、パリの悪臭の問題、種痘の数学的な問題、1832年の伝統型とは異なるコレラ対策、エスキロールとヴェレルメの自殺やアルコール中毒など、だれもが知っておかなければならない主題に関して、日本語ですぐに読むことができる書物です。非常に便利で、これからきっとよく参照される書籍だと思います。恂にありがとうございました!

 

 

f:id:akihitosuzuki:20180914131350j:plain