『精神障害を哲学する』をいただきました!

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東大駒場科学史・科学哲学の石原孝二先生のご著書『精神障害を哲学するー分類から対話へ』をいただきました。

ピンクのビラは<「病院」から「地域」へ、「診断」から「当事者」へ、「分類」から「対話」へ> と書かれ、斎藤環先生が「哲学者の透徹した視座が、精神医学の現状と未来を鮮やかに描き出す」と推薦されておられます。

構成としては3部にわけられています。タイトルで言うと、第1部が<狂気と精神医学の哲学>、第2部が<精神障害の概念と分類>、第3部が<地域精神医療と当事者>です。第1部の3つの章は、「狂気と理性」、「近代の疾病観念と精神医学の成立ー精神医学はなぜ常に『遅れている』のか」、「生物学的アプローチと精神病理学」という形で経時的に並べられています。

恂にありがとうございます。合評会が楽しみですね!