『人体実験の哲学―「卑しい体」がつくる医学、技術、権力の歴史』をいただきました!

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Chamayou, Gregoire, 加納由紀子訳. 人体実験の哲学―「卑しい体」がつくる医学、技術、権力の歴史. 明石書店, 2018.
死刑囚、解剖学、死後の実験、死刑囚の身体、種痘、医師の自己実験、臨床、治療的試験、実験、病理、動物実験、消化器、植民地
 
明石書店から、シャマユー先生の著作『人体実験の哲学』を加納由紀子先生が訳されたものをいただきました。いくつもの受賞をした名著を、日本でただ一人の名訳をすることができる加納先生のお仕事です。ありがとうございます!私もフランスを一連の思想を素材にした議論を読むのを楽しみにしています。皆さまも、ぜひぜひお買い求めください! 近現代医学の構造と人体実験という深い問題、あるいは動物実験と人体実験の距離の問題など、重要な問題を分析した名著です。