ロンドンのフロイト博物館での展示ーダリとフロイトについて

 
h-madness からのメッセージ。ロンドンのフロイト博物館で、ダリとフロイト接触を軸にした展覧会があること。2018年10月3日から2019年2月24日まで。
 
20世紀の芸術家の多くがフロイトの一連の著作を非常に熱心に読み、創作のインスピレーションにしている。アンドレ・ブルトン(1896-1966)、ジョアン・ミロ(1893-1983)、マックス・エルンスト (1891-1976)たちの言及がすぐ頭に浮かぶ。その中でダリもその一人である。ダリはフロイトの著作を読み、そこからギリシア神話や個人の精神に関する無意識や記憶の観念の絵画を描き、論文を発表したとのこと。絵画は『ナルキッソスの変身』であり、論文のタイトルは『ミレー晩鐘の悲劇的神話 : パラノイア的=批判的解釈』である。絵画と論文について知るのが実は初めてで、とても恥ずかしい。しかし、どちらも非常に面白そうな素材なので、2003年に出た日本語訳をリクエストした。