タカブシギ(鷹斑鴫)について

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日本野鳥の会からカレンダーを買う時期になった。今年のカレンダーの後ろの壁などに挿し、今月のページでめくるのを忘れていたものをめくる。野鳥の会の小型のカレンダーだと、10月はコゲラで、9月はタカブシギだった。コゲラはとても可愛く、タカブシギも生き生きとしている。画像は Wikipedia野鳥の会からもらいました。
 
シギ科というのは、私は見分けを完全にあきらめている。水辺にいることが多く、あまり見る機会がないこともある。上の Wikipedia野鳥の会の画像も、見分けはまったくできません(笑) そもそも、種類がすごく多くて見分けがとても難しい。『フィールド図鑑 日本の野鳥』のページ数でいうと、全体で400ページくらいであり、ページ数が一位で最も多いのがカモ目カモ科の40ページ、二位がタカ目タカ科の36ページ、三位がチドリ目シギ科の32ページ、四位がスズメ目ヒタキ科の30ページである。
 
タカブシギ」という名称の起源を初めて知った。タカの羽根の模様が尾羽にあるから「鷹斑(タカブ)鴫」と呼ぶという細かい仕掛けである。それに大きいものがあり小さいものがあり、オオタカブシギやコタカブシギと呼ばれているのかと思ってフィールドガイドを調べてみたが、さすがにそれはない(笑)しかし、クサシギ、アオアシシギ、コアオアシシギキアシシギコキアシシギなど、強力なタカブシギ類似のシギがたくさんいる。うううむ。