結婚の出会いの場所の変化

土曜日のエコノミスト・エクスプレス。毎週とても楽しいメールである。今回はどれも非常に面白かったが、これを選びます(笑)

結婚した二人が出会った場所はどこですか?という問いは、『新婚さんいらっしゃい』という日曜の番組で必ず聞かれていた。私が知っている1970年代は、桂三枝がホスト、梓みちよさんがホステスの時代だった。新婚さんが出てきて、どう知り合ったのかと聞かれ、友達に紹介されて、大学の同級生で、小学校の同窓会で、などなどの答えをするシーンがあった。

それを1940年代からまとめてみせた統計がエコノミストに掲載された。まあ色々あるのだろうけれども、そこはとりあえず良い。1990年代から「オンライン」が激増していること、「バー・レストラン」が着実に増加していること、「友人」はトータルでいうと増えているが、1990年代からは着実に減少していることなどである。同性カップルでいうと、「オンライン」の一人勝ちである。意外なことに「友人」が1990年代から激減していた。来週に HIV/AIDS の歴史を話すなかで、1980年代のゲイのコミュニティーの重要な変化を話すので、ゲイの友人の関係がより重要になったのかと思っていたけれども。

「大学で知り合った」は、どうでもいいカテゴリーですが、異性愛の結婚では着実に増えていますね(笑)

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結婚の出会いの場所の変化。オンラインの増加はアメリカらしいと思いますが、それ以外にも色々な変化が起きています。