ブルーマルとブルマの違い

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今日のOEDの単語は brumal.  もともとは「冬」や「短い」 (brevity) という語源で冬の短く厳しい天気を指す。短さと冬の双方が入ってくることが小寒らしくていい。

ブルマという女子小学生などの体操着は、もともとアメリカの女性運動者の名前に由来することは知っている。 Mrs Amelia J. Bloomer (1818–94), an American social reformer who advocated a similar garment. という簡潔な説明がある。これが、冬の短さというブルーマルに近いのだろうかと思って調べたら、そう思うこと自体がいつもの 罠である(涙) 私が最も苦手な、L (エル)と R (アール)が区別できないという傾向である。ううむ。

日本語で「ブルマ」と訳される bloomers は複数形になっている。もちろん脚が二本あるからである。女性のブルーマさんは単数形なのに。19世紀のブルーマーズを見ると、二本ある長い下着だから、複数形になって当然である。現在の英語のブルーマーズも、完璧に複数形でいい。日本語のブルマは、完璧に単数形でもよかった。うううむ。こういう余分なことを覚えておこうとしてメモすると、brumal と bloomers の区別を忘れてしまう(涙)

 

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Googleで出てくる bloomers. 複数形で完璧に合格(笑)