『王様のくすり図鑑』『王子様のくすり図鑑』『皇帝の漢方薬図鑑』

『王様のくすり図鑑』『王子様のくすり図鑑』『皇帝の漢方薬図鑑』という三つの薬図鑑を見ている。何かを熱心に探しているわけではなく、あまり意味なく眺めている。

その中で、『王様のくすり図鑑』で、現在使われているくすりの99%は50年前には誕生していなかったそうですと書いてある。この図鑑の60点くらいのくすりで見ると、一番古いものがビオフェルミン。武田製薬が1918年に製造したもの。第二位がボラギノール。これは天藤製薬が1921年に製造したもの。『王子様』になると、ビオフェルミンが出ているから、これが一番古い。それ以外にも、1950年代、60年代、70年代が結構ある。もしかしたら、王子様向けの薬のほうが、少し歴史があるのかもしれない。

一方で漢方薬は古い起源のものをそのまま使っている。『皇帝の漢方薬図鑑』には、中国の医学が成立したのは紀元前であり、5世紀から6世紀に日本に伝わったとある。

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皇帝の漢方薬図鑑