シギチの幼鳥区別について

私は日本野鳥の会の会員で、南富士支部の会員である。南富士支部の会には最近行くことがまったくできていないが、「さえずり」という素晴らしい支部の月報があり、これが非常に楽しい。その中でも一番楽しいのが渡辺さんのフィールド記事で、圧倒的な実力が、読者にやさしく発揮されている。

今月はシギチの渡りが始まった興奮が伝えられている。「鳥日照りの時よさらば。漸く我々の季節が到来した。シギチの渡りが始まったのである。そこで秋のシギチ渡りマニュアルと洒落てみた。」という素晴らしいオープニングである。ちなみに、「シギチ」というのは、シギとチドリという言葉を混合したものであり、サギはまったく無関係だと私は思っている(笑)

シギチの多くは春と夏には北極海沿岸で繁殖をして、8月の終わりから南に向かう。その時に日本を通過する旅鳥になる。ことに、生まれた後の雛鳥が自力で南に向かい、自らの力で採餌しながら、親に遅れて渡りをするとのこと。この瞬時に渡りをする雛鳥たちの種類を区別することが、バードウオッチャーたちの高いハードルである。このハードルは、ものすごく高い。以下のサイトは、渡辺さんのサイトではないが、その難しさを実感してくださいな。私は、何一つ分かりません(号泣)

 

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