伊藤晴雨の包茎手術

伊藤, 晴雨. and 太. 福富 (1996). 伊藤晴雨自画自伝, 新潮社.

自画自伝の中に20代の後半で包茎手術を受けているありさまを書き、その挿絵を自身で描いているのでメモと挿絵を保存しておいた。

伊藤は20代後半まで童貞で、時々吉原に行っていたがどうも勃起がうまく行かなくて多少は悩んでおり、結婚することになってきちんと性交できるように友人に相談して、結局医者に診てもらった。彼が童貞だから簡単な手術をしようということになった。「切れば使えます。君のは包茎だ」と言われた。それを切ったら、おそらく性器の包茎を取り除いたあとの仮縫いがほころび、隣に妙齢の婦人がいて、「これから使える」と思ったとたんに「ポキン」と大きな音がした。股間の一物の糸が切れてしまい、電車内の乗客が一斉に彼を見たという。

「ポキン」ですか。まあいいことにしよう(笑)

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とりあえず治療の挿絵です