angina pectoris 狭心症 の概念

今日の「あんてい」の箇所で stable angina (pectoris) という用語が示してあった。angina pectoris が安定するのは安定狭心症といい、狭心症である状態が数か月のあいだ継続してということ。これはOK. ふと angina pectoris を調べたくなって、優れた医学史の図書館にいるともっと調べることができるのだけれども、 OED などで確認。

angina は 16世紀にラテン語ギリシア語に起源をもつ医学の概念。口腔や口での感染や痛みで、飲み込んだり息をすることが難しくなる状態。基本的には患者も意識する痛みの状態である。それに pectus の単数所有格であるpectoris をつけて 胸の中の痛みという形にした疾病の名前が現れたのは18世紀の末である。 pectoris と胸部の中の現象に一致したという方向に進んだ。なるほど。