I have written a small piece about me and my books at UTokyo BiblioPlaza. It is about my education in Tokyo and London, as well as my English books, such as Madness at Home and Reforming Public Health in Occupied Japan.
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Weird Historyという、言葉の普通の意味での変態系のサイトがあって、新しい記事が来るとお知らせを送ってくる。あまり面白くないけれども、今日の記事は不思議な変態系の記事だったので書いておく。
アメリカにはバービー人形という女の子向けの人形があり、現在でも売っている。日本にはそれを真似した日本風のリカちゃんという人形がある。私の世代の女性にはかなりよく売れたらしい。
ところがアメリカのバービー人形にも原型があるとのこと。それはリリと呼ばれる、同じようなプラスティック人形だが、もともとはドイツの大人の新聞『ビルト』に掲載されていたキャラクターであるとのこと。大人の新聞に対応して、リリは高級娼婦という設定で、そのありさまが掲載され、そこで大人の男性に人気が出たとのこと。それを人形にして大人の男性がジョークで買うものとして街角の店で売り出したとのこと。アメリカのおもちゃ会社の社長がジュネーヴに行ったとき、それを子供が見て、子供用につくりかえてバービーにしたとのこと。たしかにリリは高級娼婦のように描かれ、バービーにもそれが残っている。乳房がとても大きい点がその特徴であるとのこと。
ドイツの大人の男性用のプラスティック人形の話は、全く知りませんでした。Weird History で初めて読んだ楽しい記事でした。
日本のジェンダー指標。韓国とトルコとともに成績が低くて有名であり、日本人があまり気にしないのかもしれない。今回は、多くのグラフを使って、OECD諸国の中で比較できるサイトである。日本がかなり頑張っている指標も存在する。しかし、女性がどの程度上司になるかと、女性の国会議員はどのくらいいるのかの二点は、かなり遅れている。しかし、ダントツで最下位で、私も先進国の中でこれだけ離されているのかと呆然としたのは、父親がどの程度有給休暇を取っているかという指標である。グラフを掲載したが、他の諸国を引き離す仕方で父親の有給休暇が小さいことがよく分かる。
私自身はこの有給休暇を取っていないし、日本でこれを取った人々も知っている。色々なことを考えるグラフであった。下のエコノミストのサイトを見てください。
北村紗衣先生らが編集された『人文学のレッスン』を頂きました!これから人文系の学問から多くを学ばせていただきます。
塚原東吾先生をはじめ5人の先生が編集された著作です。とてもいい項目が並んでいる良い書籍ですね。授業の時に使わせていただきます!
3月11日の夕刻に、「関東大震災と東大医学部第二外科」というタイトルで、東京大学ヒューマニティーズセンター (HMC) でオンラインの講演会が行われます。二つの講演で、片方は東大人文社会学系の鈴木淳先生、もう一つが私になります。
関東大震災の直後からの医療に、軍隊や日本赤十字が活躍したことは知られていますが、東大医学部も参加したことはあまり知られていません。この講演は、それが成立する過程と、その折のカルテを分析する話になります。前者は鈴木淳先生、後者は私が話すことになります。
私の個人的な話になりますが、しばらくの間、ほぼ全部が日本語で書かれた精神医療のカルテばかり読んできましたが、今回読むのは外科のカルテで、外科という分野の医学史研究をするのは初めてです。また、今回は、ほぼ全部が、ドイツ語か、日本語とドイツ語を組み合わせた特殊な専門的方言で書かれています。このドイツ語と当時の日本語語資料の読み解きを助けてもらうために、東大の院生でドイツ文学や日本の当時の古文書を読む能力をつけた堀弥子さん、正月瑛君、小田泰成君の三人にお願いしました。この三人にとても助けられています。
色々な意味で新しいプロジェクトです。下のURLをクリックして、ぜひご参加くださいませ!