Entries from 2007-05-15 to 1 day

『奇想の系譜』

近く京都の相国寺に若冲展を観に行く。その準備も兼ねて、前から読みたかった辻惟雄『奇想の系譜』(ちくま学芸文庫、2004)を読む。 今から四十年近く前に、江戸の絵画についての斬新な解釈を出した書物とのこと。当時のアカデミックな日本美術史であまり知…