Entries from 2010-06-05 to 1 day

『花物語』

具体的にはどんな「必要」だったのか思い出せないけれども、とにかく必要があって、吉屋信子の出世作『花物語』を読む。大正5(1916)年から『少女画報』をはじめ、一連の少女雑誌に断続的に連載された短編集。少女が出てきて花にまつわる美しく悲しくロマン…