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楠本正康『こやしと便所の生活史』

楠本正康『こやしと便所の生活史―自然とのかかわりで生きてきた日本民族』(東京:土牝出版、1981)著者は新潟医科大学を卒業し、厚生省の衛生関係の仕事をしてきた衛生技官である。中世以来、人糞やし尿は農業用の肥料として用いられてきた一方で、明治以降…