2014-01-26から1日間の記事一覧

幸田露伴「将棋雑考」

幸田露伴は博覧強記が似合う人物で、露伴全集の「考証」はどれを読んでも面白い。たぶん有名な作品だろうが、第19巻に収録された「将棋雑考」を初めて読んだところ、記憶に残る傑作だった。西洋将棋・中国将棋・日本将棋について、さまざまな文献からそれぞ…

エミール・マール『ヨーロッパのキリスト教美術』

エミール・マール『ヨーロッパのキリスト教美術 : 12世紀から18世紀まで』上・下巻、柳宗玄・荒木成子訳(東京:岩波書店, 1995) フランスの偉大な美術史家のエミール・マールが、19世紀末から1930年代にかけて執筆した4冊の書物をもとにして、そこから精髄…