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神話的な快楽と身体と性―『遊仙窟』を読んだ

張文成 『遊仙窟』 今村与志雄訳(東京:岩波書店, 1990)『遊仙窟』という作品は、どこかで書名を聞いたことがあるはずだが、意識していなかった作品である。中国は唐代の伝奇小説で、主人公が旅をして深山にはいり、そこで仙女の十娘(じゅうじょう)と、…