2014-02-24から1日間の記事一覧

青山脳病院の焼失(大正13年)

山上次郎『斉藤茂吉の生涯』(東京:文芸春秋、1974) 大正13年の12月29日、青山脳病院の年末恒例の大相撲の力士を交えての餅つきのあとの火の不始末から、病院と自宅が灰燼に帰した。入院患者は自費55名、公費250名の合計300人で、うち21名が火に巻き込まれ…

治療の科学的・臨床的・経済的・政治的な吟味について(1950年代の結核)

砂原茂一「『きく』か『きかない』かをきめること」『転換期の結核治療―「変わるもの」と「変わらないもの」』(東京:南山堂、1958), 1-33. 重要文献に出会う。対象は結核だが、厚生省と開業医が何を処方するかをめぐって対立した事例を解説し、それを通じ…

日本の選兵と医学(1943)

飯島茂『日本選兵史』(東京:開発者、1943) 氏族制、奈良朝時代の兵農不分離時代、平安時代の過渡期、鎌倉・室町・織豊時代の武士階級、徳川時代の武家世襲制を経て、明治から現代の国民皆兵制へ。 423-426. 明治の徴兵令に対する民衆の抗議である「血税事…