私宅監置の写真




 今日は画像だけです。昨日の記事に付すべき画像ですね、本当は。 

 大正期の日本の私宅監置 いわゆる座敷牢の図面と写真。 上から「良いもの」「普通のもの」「悪いもの」となっている。 一番下の「悪いもの」の写真には、中に閉じ込められた人の手が写っている。 いやに高級感が漂う檻や、檻の仲から破顔一笑する患者など、本当に月並みで申し訳ないが、シュールリアルというしかない。 

 呉秀三・樫田五郎の名著『私宅監置の実況及び統計的観察』より。この書物はリプリントで入手することができます。