ボードゲーム「パンデミック」の国際感染症対策の学際性について(笑)

Pandemic

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今年の一般教養は精神医療の歴史で、これから20世紀に入るのだが、これまでなかなかいい授業ができた。来年の一般教養は疾病の歴史になり、古代から現代までの疾病の歴史の話になる。どんな話にしようか考えていたら、研究員の清水さんから「パンデミック」という名前のボードゲームがあることを聞いた。もとはアメリカで作られたらしく、日本語の翻訳版も出ているらしい。ある都市で発生した感染症が世界を席捲して人類は滅亡させるのを協力して防ぐということらしい。そのために複数のプレーヤーが協力して地球防衛にあたる。その際に、科学者、研究員、衛生兵、通信司令員、作戦エキスパート、危機管理官、検疫官の7つの役割のどれかを担うとのこと。このメンツの揃え方が、医学を超えて多くの職業と専門にわたっており、その多領域性というか学際性に改めて驚いている。その多領域性のセンスをつかむためにも、このゲームをちょっとやってみたいのだが、科研費ボードゲームを買うのは難しそうだし、ちょっと読んでだいたいのことが分かる本などないだろうか。