政党支持の深い断裂について

昨日のエコノミストプーチンに関する記事と連関する記事について。これは少し前の Prospect の In fact で取り上げられたことである。

 

1960年のアメリカの共和党民主党と、2010年の両党の対立の意味合いについての面白いデータ。それぞれの政党の支持者に、自分の息子や娘が、別の政党の支持者と結婚したら不愉快に感じるかどうかということを質問した。1960年には共和党支持者の5%、民主党支持者の4%が不愉快に感じると言っている。2010年には共和党支持者の49%、民主党の33%が不愉快に感じると言っている。共和党の方が不愉快に感じる人が多いということも重要なことだが、約50年で、政党支持がどれだけ深い断絶の中で生きるようになったのかということを知らせている。

 

深い断絶の感情をあらわにすることが良いという人もいるだろう。中道を好む人もいることも同じような真理だと私は思っている。

 

Prospectによると、Vox 12th July 2017 が参照されている。