精神病院などの身体拘束の激増について

医学書院/週刊医学界新聞(第3274号 2018年05月28日)

 

週刊医学界新聞が精神科の看護師たちにインタビューして患者の身体拘束の記事を掲載。身体拘束自体はこの10年間で2倍に増えるというよくわからない現象。精神病床はゆるやかに減少しているのに、身体拘束は激増している。

その理由としては、高齢者や認知症患者の増加が原因とのこと。ある看護師によると「迷惑行為」が増えているからとのこと。「迷惑行為」という概念は私の史料の分析に大きな助けになった。患者が看護やほかの患者に迷惑をかけようという側面が確かにある。