アルコールの歴史・無料PDFも手に入ります!

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19世紀後半から20世紀初頭のイギリスにおけるアルコールの問題についての書物。マクミランから刊行された書物であり、ウェルカム財団の学術出版資金を獲得したため、無料でPDFを読むことができる。まだ読んでいないが、とりあえずダウンロードしておいた。学術出版の助成という仕組みは日本にも存在して、私の身の回りでも著名な出版社が行っている。日本では無料PDFの提供ではなく、価格は発生しているのだろうと思うが、おそらく無料PDFを行えるようになるといいのだろう。これは学術書だけでなく、視覚やカラー画面を強調する書物に関してふさわしいタイプなので、次の企画で考えてみようと思っている。

アルコールの歴史は、歴史においても現在と将来においても面白い主題である。タバコに関して、嗜癖とある種の快楽の問題の議論の結果、先進国の多くがマイナスの態度を取り、社会的な違いが現れる現象になった。日本も数歩遅れてその流れに乗っている。同じようなネガティヴな流れがアルコールに関して起きるのか、それともそこに違いが現れるのか、とても興味がある。