庭のヤマカガシとの闘い

昨日昼ご飯を食べているときに、庭のヤマカガシを見つけた。庭でヘビを見つけることは、最近では滅多にない。私の家は50年ほど前に作られた。村から少し出たところのミカン畑を買い、その一角に家を建てた。ヘビの数が圧倒的で、ヒトの数はごく少なかった(笑)だから、子供としてヘビと接触した記憶は何度もある。

それから、幾つかのニュータウンが作られて、周りの広大なススキ野原は消滅してしまい、ヘビの姿もほぼ消滅して、ヒトの数が圧倒的に多くなっている。私も、東京とロンドンにしばらくいて、20年前にこの土地に帰ってきたけれども、ヘビなどはほとんど見ていない。

今回のヤマカガシとの闘いより前に、この庭でヘビを見たのはおそらく一回しかない。20年近く前のマムシである。マムシと出会ったときは、まだ保育園の娘と一緒に家に帰ったときである。私は娘とマムシの間に入って、全身の気合と闘争心を奮い起こして、鍬か何かで叩き殺した。私自身が大声で叫んでいた記憶がある。

マムシというヘビは毒性が非常に高く、年間1,000-3,000件の咬傷があり、一年に10人くらいの死亡がある。それを考えると庭でマムシを見たら殺してもいいように思う。ヤマカガシの毒性はそれよりもずっと低く、これまでの死亡の記録は合計して3人だというから、これの姿を見ただけで闘って殺す必要があるのかどうか、自分でもよくわからない。しかし、昨日殺した件には、20年近く前のマムシとの闘いの記憶があった。

以下、(ほぼ)死んだヤマカガシの画像という、とてもよくないものがあります。ご注意くださいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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