サラ・テライさんに博士号授与!

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パリのInstitut National des Langues et Civilisations Orientales(国立東洋言語文明研究所)のサラ・テライ(Sarah TERRAIL LORMEL)さんが昨年12月に博士号を授与されました!

英語のタイトルを訳すると「日本の神経疾患の歴史:対人恐怖症という診断の1930年から1970年までの形成・発展・流通」のようになります。名古屋大学の精神医学者の鈴木國文先生がレフリーとしてパリでの口頭試問で活躍されたとのこと。北中淳子先生や吉永進一先生、そしてイギリスのクリス・ハーディング先生、パリのケン・ダイマル先生などにもお世話になったとのこと。

テライさんの言語力・外国語力は圧倒的でした。フランス語はもちろんのこと、英語と日本語の双方が本当に素晴らしく、それらを用いたリサーチも超一流でした。博士論文はフランス語ですが、英語や日本語で本を書かれることもとても近いと思います。

水泳選手の哲学者として圧倒的な人気があった夫君さまと小さな息子さま。しばらく楽しい時間を過ごしてください!