『女王陛下のお気に入り』

映画『女王陛下のお気に入り』を観た。大人気の女優を三人そろえて、宮廷の女性たちの面白い世界が描かれている。アン女王陛下が痛風という病気で足が激しく痛んでいるときに、薬草療法でそれが救われるシーンはやはり面白かった。映画を取った城は、ロンドンから少しバスで行く Hatfield House という城で、16世紀から17世紀にかけて非常に栄えた場所で、私はたまたま篠崎先生が連れて行ってくださったことがあるので、とても懐かしく拝見した。3人の女優たちが話の流れの中でレズビアンな関係を持つ点や、どうでもいいヘテロセクシュアルな関係は、おそらく史実とは全く関係ないと思うけど(笑)、緊張と複雑さをハイライトしてとても面白い。特に主人公の女性が貴族と結婚した初夜の描写は、笑いだすほど楽しいですよ。 ちなみに、今月の Vogue UK 版は、主演の女優であるエマ・ストーンのインタビューです。意外に静かで、色々と思索が多い女優であるとのこと。へええ。議論が分かれる映画なのだろうけど、ラ・ラ・ランドとこの映画の両方ができるというのは、私は好きだけれども。

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