ウグイスの囀りとキジの姿

この季節になると、朝にネコのヒラリーが一緒に庭に出ようという。太陽が出て微笑ましい雰囲気になるせいか、ネコが庭を走り回る運動を人間に見てもらいたいせいか、理由はよく分からない。春が進むにつれて、ヒラリーと一緒に庭でコーヒーを飲むことが段々増えてくる季節である。
 
今日は暖かく、ヒラリーと一緒に三人で庭に出て、私たちはコーヒーを飲み、ヒラリーは朝の運動をしていた。そこでウグイスの囀りを聴いた。ウグイスの囀りは非常に何度も聴いているが、姿を見た回数はとても少ない。ウグイスは初冬から早春に我々が暮らしている普通の空間にいる。冬の時期にはジャッジャッという地鳴きをして、主に笹薮で暮らしている。声も小さいし、暮らしが地味である。地鳴きをしているウグイスは2回くらいだけ声を聴いて姿を確認したことがある。早春になると、林などに移動して、しかし止まる場所は相変わらず地面に近い場所で、ホーホケキョ、あるいはケキョケキョという囀りをする。オスのパートナー探しと領域の主張であることもあって、声量も非常に大きい。毎年この囀りはよく聞いている。しかし、姿をみたことは1回か2回くらいしかない。地鳴きとほとんど変わらない。さらに、メスがこの時期に何をしているかは、まったく分からない。うううむ(笑)
 
それからしばらくしてキジの姿を見た。しばらく前にキジの囀りと姿を見た後、毎朝、囀りは聴くが、姿を見ることができなかった。今朝も囀りを聴いてから、念のために双眼鏡を見たら、姿を見ることができる田んぼの中の畑と柿林の土地にいた。地面をつついて、のんびりとご飯を食べながら囀っている感じだった。