慶應義塾大学・日吉キャンパスの教養研究センターの基盤研究である「文理連接プロジェクト」が2019年の4月から始まります。医学史、生命科学論、医療経済学、医療と文学、歴史の中の医学と生命など、多様な分野から医学・医療と生命科学を論じることが可能であり、それを大学で実現するプロジェクトです。対象は学部生、大学院生、研究者たちで、さまざまな水準でアピールする講演です。
最初の講演は4月16日の18:15 より慶應日吉キャンパスで私が行います。タイトルは「症例誌と文学と社会:医学と様式と歴史の複合」です。医療の問題を幅広い文脈で位置付けるために、20世紀日本の精神医療の症例誌を取り上げ、それを文学と社会と情報に関連させる試みです。講演とパワーポイントは YouTubeで公開されます。