スリランカのテロリズム

スリランカの首都コロンボの高級ホテルとカトリックの教会が狙われたテロリズム。200人が死亡して数百人が負傷した大規模さを持つ。ターゲットはカトリックであり、この部分がよく分からないとのこと。スリランカにおける宗教上の対立は、シンハラ地域のナショナリスト仏教徒の内部の過激派と、イスラム教の過激派の抗争によるものが多いとのこと。カトリックスリランカの人口の6%くらいで、もともとの静かな少数派であり、これまであまり意味がなかったとのこと。ローマ教皇が世界各地のカトリックに、多数派と仲良くしなさいというにこにこメッセージを出して、まるで日本のようだという印象を受ける。
 
日本の仏教は、私が見ている昭和戦前期には日蓮宗の政治的なラジカリズムは非常に強く、2.26事件などには日蓮宗の影響が強い。実際の精神病院の患者にも、信心が過激に強いのか、それとも精神疾患なのか、迷うケースもある。