二十四節季の白露

少し遅れたけれども、9月8日は二十四節気の白露(はくろ)。白露は朝に草花につく水滴をあらわし、立秋の次候で登場した美しい言葉である。これは仲秋8月、建酉(けんゆう)の月の節気。太陽は黄経165度に達する。

初候と次候は野鳥の移動に関する美しい対比。初候は「鴻雁来」(こうがんきたる)。秋から冬の鳥である鴻や雁が北国からやってくるの意。「鴻」の意味だが、大きな水鳥のことらしい。次候は「玄鳥帰」(げんちょうかえる)。春夏の鳥が南に帰るの意味。春分初候に南より北上し、秋分の少し前にふたたび南に帰る。かくして鴻雁と玄鳥が整然と交代を終えるとのこと。末候は「群鳥養羞」(ぐんちょうしうをやしなう)。鳥たちが越冬の準備のために食べ物を保存し始めるの意味。「羞」は餌の意味。

子供っぽい話だが、自分の力が少し伸びたことを感じている。「これは仲秋8月、建酉の月の節気、黄経165度」の意味が少しずつ分かってきた。一方、「鴻」「玄鳥」「羞」などは、よくわかっていないか、全然わかっていません(笑)