金森修先生のフランス語論文の翻訳集

金森修先生がフランス語で書いた論考を日本語に翻訳した論文集。合計で8編の論考が集められている。もともとフランス系の素材と、日本の素材をフランス語にして出版した論考がある。前者はバシュラール論とベルクソン論、後者は宮沢賢治二宮尊徳加藤弘之らの人物を論じたものが多い。前書きには小松美彦先生の厳しさと温かさを持つ美しい文章がある。巻末には金森先生の略年譜、研究業績一覧などが掲載されている。これは、奥村大介さんのお仕事だと思う。
 
色々な思いをもって手にした一冊でした。ありがとうございます。
 

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金森先生のフランス語論文を日本語に翻訳してまとめた論考集です。