二十四節気の立冬

立冬は孟冬十月建亥(けんがい)の月の節気。立冬からの六節気91日間が二十四節気の冬の季節。太陽黄経は225度に達し、太陽暦では11月7日頃である。このあたりが少しずつ分かるようになってきた。
 
初候は「水始氷」(みずはじめてこおる)
次候は「地始凍」(ちはじめてこおる) 「氷る」と「凍る」と区別は難しい。
末候はいつもの難解なもの。「野雉入大水為蜃」(やけいたいすいにいりてしんとなる)。野雉はきじのこと。蜃はおおはまぐりのこと。蜃が吐く息によって空中に出現する幻の楼閣が蜃気楼であるから、そのおおもとは雉ということになる。