Smithonian Magazine からニホンザルのニュース。温かいニュースではなく、どちらかというと厳しい報告である。話題は山口市で、市の内部と周縁でヒトに襲い掛かり、50人ほどの怪我人が出ているとのこと。子供と女性が多いが、高齢者や男性にも襲い掛かっているとのこと。よくある経緯がここでも繰り返されている。
私の家の近くでも、20年程前に、一人のサルが住宅街をうろうろするという事件が起きた。おそらく彼のお腹が空いていて、住民が出すご飯などが気に入ったし、住民が庭で飼っているペットのノミを取って食べたりしたりするという、面白い仕方でヒトと一緒に生活を送っていた。私の家でも、二階のベランダにちょこんと座っている姿が愛らしくて、一緒に生きてみようというような暗黙の合意があった。
それが数か月ほど続いたけれども、何かが起きて、あるいは恐怖感や不安を持つ住民が訴えて、彼を移動するために麻酔剤を撃つ大捕物があって、富士山の山の中に戻されていた。山口市もそのようにするのだろうか。