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三宅鉱一と心因論の社会史へ

三宅鉱一(1876-1954)は、医学の名門に生まれ、父、三宅秀は東京帝国大学の教授であった。呉秀三の後を継いで、1925年に精神病学講座の教授となり、1936年に退官した。25冊以上の書物を出版し、その中でも『精神病学提要』は1932年から39年までに五版を数え…