真夜中のキジのさえずりとトンガの大噴火

トンガの火山で大噴火があったとのこと。BBCのすさまじい映像などを観て、戦慄が走るようである。たまたま環境やその災害の歴史などを調べているので興味があり、調べている。 一つ、もしかしたら意味があるかもしれない情報。土曜日から日曜日にかかる真夜…

21世紀の新しい健康・医療の記事と新しい仕事

2022年1月9日のエコノミストの記事。21世紀には消費者と企業があたらしい健康を追及しているという非常に面白い記事である。分かりやすいグラフなどがたくさんあり、私自身も最近使っている Fitbit というデジタル健康機器の話など、ぜひお読みくださいませ…

リサ・カートライト『X線と映画』が翻訳されました!

リサ・カートライト『X線と映画』が翻訳されました!近年、医療における映像が非常に注目されるようになりました。私自身も20世紀前半の精神病院の映像を見るようになりました。そのような研究を構築したのがカートライトの原著です。 翻訳を送ってくださっ…

『テイキング・ターンズ』が翻訳されました!

アメリカ合衆国のシカゴの病院で、 AIDS 患者の371病棟で働いた看護師である MK・サーウィックが書いた『テイキング・ターンズ』が翻訳され、訳者の一人である中垣恒太郎先生が送ってくださいました。 中垣先生は、メディカル・グラフィックと呼ばれるアメリ…

廣川和花さんから『新書版 性差の日本史』を頂きました!

若い優秀な学者の廣川先生から『新書版 性差の日本史』などを頂きました。先日の国立歴史民俗博物館が監修した「性差の日本史」の展示プロジェクト編です。楽しい図版が数多く織り込まれていて、今週の週末は一つ一つ眺めていこうと思います。ありがとうござ…

『週刊医学界新聞』の看護記録の効率化の記事

『週刊医学界新聞』で看護記録の効率化の記事が掲載されていた。看護師の超過勤務の大きな原因を占めてしまうのが看護記録の作成であるとのこと。ある調査では勤務超過の時間の54%を超えているとのこと。以下のサイトで記事を読むことができる。 https://ww…

過去の頭部の骨から再現された人々の表情

My Modern Met から、歴史的な人骨の頭部を復元して実際の顔を再現する展覧会の記事。先入観があって衣装だとかアクセサリーをつける部分などもありましたが、法医学の死体検案から技術を学んでいるということが面白かったです。ぜひご覧ください。 mymodern…

ジョージ3世の精神疾患について

今日はスミソニアンから。イギリス王のジョージ3世は精神疾患に罹り、一進一退であったが、晩年は悪い状態で死亡していった。これは間違いない事実である。映画もあるし、その映画は映画として非常に水準が高いので見てくださいな。 歴史学者や精神科医にと…

動物からの脳死者への臓器移植の実験

エコノミストの記事で、アメリカのNYで動物からの臓器移植が成功したとのこと。これはまだ実験であり、その素材は脳死者であるとのこと。特別な遺伝子操作をしたブタから腎臓を取り、それを脳死者の体内で三日間保つことができたとのこと。この流れの一つの…

アメリカの州立精神病院の廃墟

アメリカのジョージア州の州都であるアトランタから南東に100マイル離れた場所にかつて存在した巨大な州立の精神病院への観光業を取材した記事である。ミルジヴィル (Milledgeville) という古い町の郊外にできた州立病院。膨大な敷地に作られた精神病院で、…

大都市の土木工事

大都市の歴史の中には大規模な土木工事をする期間があって、アムステルダム、ロンドン、パリ、江戸などは17世紀から18世紀に川や台地に関する大きな工事がされて、それぞれの都市の個性を作り上げていく。特に最近「江戸の近縁」に住むようになり、精神病院…

日本人のDNAと結核の西高東低

しばらく前からネット上の英語サイトで話題になっている日本人のDNAについての記事。歴史的に古い人骨を分析して、これまでの二つのタイプに比べて三つのタイプのDNAのグループがあるとわかったとのこと。これまでは縄文型、弥生型の二つで説明できていたが…

1920年代と2020年代の共通性

昨日の Smithsonian Magazineの、子供が持つcovid-19 に対する抵抗力の記事はとても面白かった。今日の記事も、方向性は違うけれども、とても面白い記事である。昨日の記事が社会科学と統計の議論であったのが、今日の記事は文化論と社会論の話である。1920…

covid-19 と子供の感染について

近い将来のコロナ患者がどうなるのか。この問題がプロの間で議論されており、私は末端だけ見るだけにしている。今朝読んだ Smithsonian Magazine がとても面白い。アメリカとイギリスのデータによると、子供が感染する割合は15%くらいで数字で言うと普通に多…

VERMICULAR という調理具と gruel / 粥というお料理

最近はかなりの部分を自炊しているため、 VERMICULAR という調理具を使っている。名古屋の中川運河で再興を果たした職人ベースの企業で、実佳や娘に勧められたものである。色々な意味で本当に素晴らしい調理具で、毎日使いながら感心するようになった。皆様…

藤本大士君からご著書を頂きました!

現在は京都大学・教育学研究科でPDをされている藤本大士君からご著書を頂きました!タイトルは『医学とキリスト教』。法政大学出版局からの出版です。藤本君は世界各地を訪問した若き学者です。読むのを楽しみにしています! 藤本君から頂きました!

The Johns Hopkins 大学で日本を含む地域の医学史の准教授職の公募です!

The Johns Hopkins University は医学・医療だけでなく、医学史研究の最高峰の一つです。そこが医学史の准教授職を公募いたします。専門にしている地域の筆頭には東アジアが掲げられています。日本や中国の医学史とその周辺を研究主題にしている若手の研究者…

サイゴンの陥落とカブールの陥落

カブールの近郊にある航空施設に多くの国民が殺到する写真。多くの皆様が納得したものだろうと推察する。実佳と私は「これは何?」と不思議に思っていた。今日、エスプレッソの記事を読んでいて、これが1975年のサイゴンと重なっていることを初めて知った。…

高校の歴史教育と感染症の歴史

医学史の新しい発展の方向に、高校で新たに導入される歴史教育の中に感染症の歴史を組み込むという魅力的な仕事があります。2022年から導入される歴史科目「歴史総合」を教える高校の先生たちと、医学史の研究者たちの教材作成です。今年度に5回のワークショ…

東大上廣講座で「医療・介護従事者のための死生学・2021年度夏季セミナー」を行います!

9月19日に「医療・介護従事者のための死生学・2021年度夏季セミナー」が開催されます。オンラインの講演です。こちらの方からお申込みください。楽しみにしています。 https://www.l.u-tokyo.ac.jp/dls/ja/seminar/210919.html ============================…

東大死生学で准教授一名を公募いたします!

東京大学・人文社会系大学院の死生学・応用倫理センターでは、来年の4月から教える准教授を一名公募いたします。特に、環境倫理/サステイナビリティ、研究倫理、科学倫理、あるいは自殺/自傷、災禍など理不尽な死をめぐる領域を考えています。応募は、令和3…

Full-time Associate Professor at Death & Life Studies and Practical Ethics, the University of Tokyo

The Centre of Death and Life Studies and Practical Ethics, Gradual School of Humanities and Sociology, University of Tokyo, wants one associate professor. We want a scholar who studies environmental ethics/sustainability, research ethics, …

Humans and Devices in Medical Contexts has just appeared!

link.springer.com Susanne Brucksch and Kaori Sasaki have edited Humans and Devices in Medical Contexts, which has just appeared and you can order a copy or eBook. Maika Nakao, Shi Lin Loh, Sasaki Kaori, and many other scholars explore the …

ダウン症の写真の展示会 / Exhibition on Downs' Syndrome

渋谷のヒカリエでダウン症の写真展が開催されます。7月22日から8月3日まで。無料です。ダウン症の方々が人生を楽しんでいる多くの写真が展示されます。ぜひご覧ください! The theme is the positive energy of people with Down's Syndrome.Japan's first p…

An Online Meeting for the Graduate Course for Death and Life Studies at University of Tokyo

The Online Meeting in July 2021 and the Entrance Examination in Jan and Feb 2022 In April 2022, the University of Tokyo shall start a new graduate course for the Death and Life Studies. The examination for the course is 22 January 2022 on …

大学院入試説明会のご案内

死生学の大学院入試と説明会です 来年度より東京大学大学院の人文社会系大学院に死生学応用倫理の専門分野が設立されます。大学院入試は筆記が2022年1月22日、口述が、修士は2月7日、博士が2月9日です。 その死生学応用倫理の説明会が2021年7月17日の10時か…

現代のパリで死体処理が崩壊したとのこと

www.bbc.com BBCからのニュース。パリの科学技術の一つの拠点であるパリ・デカルト大学でのスキャンダル。状況が私にはよくわかっていないが、寄附されたはずの数百の死体から、数十もの死体が放棄され、部屋に積み重ねられ、眼を開けて、腐敗していたとのこ…

東京大学大学院・人文社会系・死生学応用倫理専門分野での大学院入試説明会

東大大学院の死生学・応用倫理センターが、2022年度から大学院として正式に機能するようになります。その入試説明会が7月17日(土曜日)の10時から11時50分までオンラインで行われます。 この説明会には事前申し込みが必要です。センターのウェブサイトから…

フェローシップの募集

ドイツの研究所でフェローシップを募集しています。美しいブレーメンに近い都市で、広い庭園の中にモダニズムの建物があり、そこで研究に集中することができます。博士論文を仕上げて、それを単行本にするという仕事に集中しているような若い研究者に向いて…

胎児殺害で死刑にされたが復活した18世紀スコットランドの女性

Oxford DNB の記事。18世紀に不倫の結果の胎児を殺したため、死刑にされた女性が、墓に連れていかれる途中で復活したという内容。"Half-Hanged" と呼ばれたとのこと。 www.oxforddnb.com