Entries from 2022-10-01 to 1 month

Tokyo College が「パンデミックの時代の清潔と衛生」というシンポジウムを行います!

2022年11月2日の16時から、英語でシンポジウムが行われます。主題は過去と現在の清潔と衛生の歴史と現在。若い俊英の学者の藤本大士君や Tsai HungYin さんと並んで、私は疾病に対応する手段の新薬品やワクチンが広まっていく過程について話します。ぜひご参…

A Lecture on the workshop on the age of pandemics

Tokyo College is going to have a symposium on the age of pandemics. I will give a pandemic of modern medicines and vaccination with young and brilliant scholars such as Fujimoto Hiro and Tsai HungYin, who will talk about cleanliness and pu…

ティモシー・ヤング先生の Medicated Empire (2021) の書評を発表しました。

British Journal of Psychiatry に、ティモシー・ヤング先生が書かれた書物 A Medicated Empire: The Pharmaceutical Industry and Modern JapanMedicated Empire (2021)の書評を発表しました。日本が植民地であった台湾、朝鮮、中国などでアヘンを栽培した…

Book review of Timothy Yang, Medicated Empire (2021)

I have just published in the British Journal of Psychiatry a book review of Timothy Yang, A Medicated Empire: The Pharmaceutical Industry and Modern JapanMedicated Empire (2021. Yang’s book is an excellent historical book based on solid re…

永井荷風『濹東綺譚』と玉ノ井の酌婦の精神病

昨日、廣川先生から梅毒に関する非常に優れた論文をいただきました。私は王子脳病院で患者の記録を観ていますが、梅毒による麻痺性痴呆が進行すると、当時は有効であったマラリア接種をしても、まったく効果がないことを実感します。永井荷風『濹東綺譚』と…

廣川先生から梅毒のすぐれた論文をいただきました!

廣川和花先生から「明治後期~大正期日本の梅毒罹患と地域社会と地域社会ー栃木県塩谷郡喜連川病院の事例から」という論文をいただきました。国立歴史民俗博物館 研究報告 第235集に掲載されています。喜連川病院の過去の医療記録を見せていただき、そこから…

多面体と斜方立方八面体とルネサンスの芸術

昨日のPublic Domain Review は多面体 (polyhedra) が芸術に取り込まれていった過程を描いたとても面白い記事で、思わず読んでしまいました。プラトン、アルキメーデス、ヴァザーリ、そしてエウクレイデス(ユークリッド)という著名な人々に、デューラーの…

10月11日にケンブリッジ大学とのオンラインワークショップで赤川学先生と英語で講演をいたします!

2022年10月11日に、東大社会学の赤川学先生とケンブリッジ大学でオンラインの講演をいたします。時間は日本時間では午後の5時からになります。タイトルなどは以下の通りです。ぜひいらしてくだいませ! Manabu Akagawa (The University of Tokyo)The Great K…

Online Seminar on 11 October 2022 at Cambridge History Section

On 11 October 2022, Professor Manabu Akagawa and I will give papers at the online seminar for historians of medicine at Cambridge. It will start at 5:00 PM for Japanese audience. Please visit! Manabu Akagawa (The University of Tokyo)The Gr…

青木歳幸先生から『天然痘との闘い III』を頂きました!

青木歳幸先生から『天然痘との闘い III』を頂きました!今回は「中部日本の種痘」になります。青木先生のほかに、W. ミヒェル先生、海原亮先生、中野賢治先生がご論考を書かれています!