忙しい日程が一区切りついて、色々なメールをチェックしていて面白い記事。内容は寒冷地域の氷などがとけて昔の生活空間からの感染症が復活するということ。それだけでも面白いが、空間と時間の問題があって、どう考えたらいいのかまだ分からない。
16世紀にヨーロッパの感染症が中南米に襲い掛かって、後者に大被害がでることはよく知られている。これは空間的な移動であって、天然痘を何度も経験している地域から、処女地に行く過程である。それに対して、時間的な移動もあることに気がついた。数十年前、あるいは数百年前に流行した感染症が、寒冷地の温暖化によって時間的に復活することである。これから北海道を少し調べることを考えていて、このことも憶えておこう。