Entries from 2015-10-01 to 1 month
2016年にオクスフォード大学で開催される医学史のコンファレンスの演題募集。情報化社会、グローバライゼーション、急速な変化、ストレス、過大な負荷、そしてこれらにまつわる社会の変化と疾病と医療。 これらは現代の問題であるかのようですが、すべて、19…
東洋文庫にて、11月25日、26日、27日の三日間にわたって、「医学・医療史からみる東洋と西洋」という公開講座が開催されます。ポスターをご覧ください。 私は26日の担当で、中世から初期近代のヨーロッパの「書物の医学」についてお話いたします。専門の領域…
17世紀の後半にイギリスとフランスで動物の血液を人間に移す「輸血」が行われた時に、その人間がいずれも精神病患者だったことのメモ。文献は、スター『血液の物語』と、ピープス(Samuel Pepys, 1633-1703) の日記やイギリスの自然哲学者リチャード・ロウア…
デイヴィッド・ライト教授の講演会 講演内容はダウン症の歴史について。申込み不要でどなたでも参加できます。 ※講演は日本語訳配布、質疑応答は通訳付きです ●日 時: 10月27日(火) 18:30~20:00 ●場 所: 慶應義塾大学 三田キャンパス 南校舎473★三田…
以下の日程で、精神医療史とアーカイブズの第二回研究会が開かれます。ご自由にご参加ください。場所は、来往舎2Fの小会議室になります。
<JDS後援>『ダウン症の歴史』の原著者デイヴィッド・ライト教授の講演会、慶應義塾大学で開催(無料・申込み不要) デイヴィッド・ライト教授の講演会 講演内容はダウン症の歴史についてで、申込み不要でどなたでも参加できます。 ※講演は日本語訳配布、質…
チャンダック・セングープタ『指紋は知っていた』(2004) をチェック。日本語に翻訳される医学史・科学史の書物にありがちな特徴を持ち、これを問題と言うべきか嬉しい悲鳴というべきか、よく分からないが、まずはそれを書いておく。 近年の欧米、特に英語圏…
精神疾患と精神医学の歴史。ミシェル・フーコー『狂気の歴史』から半世紀たち、英語圏、ヨーロッパ、そしてそれ以外の数多くの地域で、あらゆる側面で研究が進展し、深まり、広がりました。日本においてもその動きは確実に始まっています。古典古代にはじま…